アコーディオンやぎさん！

アコーディオンやぎさんが亡くなった

2018年2月25日

あまりにも突然でみんな驚いています、受け入れられず、信じられず、呆然としています

お父さんが帰省してると聞いたので南アルプス市の実家に会いに行きました

お父さんを東京に呼んでLIVEをした時
一曲目が「ふるさと」でよよよいとグッときたことを思い出しました

2018年3月1日強い風が吹いたりやんだりの誰かがいたずらしてるみたいな風が吹く一日でした
まるでアコーディオンやぎさんのアコーディオンみたいな風でした
きっと今までよりも大きなアコーディオンを手に入れてまだうまく演奏できないでいるのでしょう
やぎさんの訃報を聞き、アルバムの裏の写真の気球の上に乗ってる写真を思い出しました
気球に乗るのは普通ですが、やぎさんは気球のバルーンのてっぺんに乗っていました
許可した人、乗った人、すげーなーー、実に愉快！

縁がありお父さんとも仲良くさせていただきました
お父さんは地球環境や自然について詳しい方で僕の福島の牛の活動に興味を持ってくれて実家が牧場に近いこともあり力になりたいと何度も連絡取り合ったり牧場に来てくださったりしていました
聞けばやぎさんが力になれないかと話をしてくれたんだそうです、ありがとうやぎさん

下北沢ビッグマウスの田井さんから連絡ありお父さんが山梨に帰省しています、力を落とされてるので会えますか？と聞き 2月28日3月1日と二日間ご一緒させていただきやぎさんの話や地球環境の話を聞いて過ごしました
お父さんは公務員だった人でやぎさんのような生き方を認めてあげられず申し訳なかったと悔いていました
音楽仲間の皆さんに感謝していました
正太郎は幸せだったんだね、、と
男はこういう時は泣いたらいかんのですがね、、と言いながら眼鏡が曇るほど大きく泣いていました

やぎさんと親交の深い山梨の絵描き羽中田桂子さんとも会って話をしました（アルバムジャケットを描いた人）

羽中田さんの家によく出入りしていたやぎさんの話を沢山聞きました
いろんな話をして結局「やぎさん、カッコイイなぁ」になりました
あんなダメな感じなのになんでカッコイイんだろう？と言いながら笑いあいました
そして淋しくなりました
いつも一人だったやぎさんに勇気をもらい知らず知らずのうちに励ましてもらっていたんだね
居るだけで安心出来る人
いると思うだけで安らぐ人
存在に励まされていました