感謝をこめて
感謝をこめて
毎年2月になると大雪
そして3月11日を思います
そして 涙も出ますが
もういっぺん頑張ろうと力が湧いて来ます
忘れたいけど、忘れたくない
みんな一緒の3月12日を目指して
【東日本大震災を忘れない、福島を忘れない】
~福ちゃん島ちゃんのまでい牧場~
展示用に写真集めていたら 思い出して泣いたり 笑ったり
悲喜こもごも
いろいろあった、9年
そして今も続いている
意味があってもなくても一緒に生きて行くと決めた
2011年3月30日福島県飯舘村から二頭の牛を山梨県南アルプス市に避難させました
名前を福ちゃん、島ちゃんと付けました(二頭とも雌牛)
福ちゃん島ちゃん、あれから9年
飼育の清水さん、そしてご家族には感謝しかない
清水さんは9年間休まず牛の世話をしています
衝突したり、沈黙したり、すれ違ったり、分かち合ったり、力を合わせたり、いろいろ いろいろ いろいろ ありました
9年を迎えるにあたり少しずつ整理して行きまた前へ進んで行きたいと思います
皆さんいつもありがとうございます
心から感謝申し上げます
☆
「忘れないために」
2014年2月に山梨に降った大雪で小屋倒壊
牛が下敷きになり懸命に助ける
行くまでの道も徒歩で泳ぐように雪をかき分け牧場へ行く
他の牛が心配で下敷きになった牛に近づいて顔を舐めている
頑張れ 頑張れ 泣きそうになりながら声をかける
みんなで懸命に助けました
他の牛たちが代わる代わる見に来て胸が熱くなりました
こうして写真を見ながらも まだ頑張れ 頑張れ と声をかけてしまいます
獣医さんに見てもらったり あの時出来る限りを尽くしました
あとで思えば 未熟な知識や判断の甘さがあったことに気づかされました
でも当時のあの時の出来る限りでした
雪かきに多くの人が集まってくれました
ありがとうございました
2月14日から毎日 毎晩 下敷きになった牛を見守りました
ものすごいエネルギーが僕らにもありました
1ヶ月以上見守り 3月25日に息を引き取りました
大人たちが泣きました 大きく泣きました
写真見ながらもまた思い出しました
そしてまた呟くのです、「忘れない」
最後の最後まで水を飲んで生きることを見せてくれました
最後、清水さんと下敷きになった牛身体をさすりながら傷んだ部分を見つけては泣きました
声にはならなかったけど 2人とも謝っていたと思います
震災から9年
福ちゃん島ちゃんは何か不思議な力に守られているのか病気せずに今日まで生きています
これも感謝です
こうやってひとつづつ記録して、明日へ繋いで行きたいと思います
あれから9年経とうしていていろいろありましたが、東日本大震災の被害を思うと想像を絶します
今も立ち直れずにいる人、復興してない場所、沢山あるでしょうね
僕たちはここからあなたのいる場所を目指します
福島を目指します
つながりたい
福島県飯舘村の母ちゃんこと渡邊とみ子をはじめ 福ちゃん島ちゃんのいた牧場の菅野さん、多くの福島の人と繋がりました
人を繋いでくれています
僕たちが育てているのはこうした 縁 のようにも感じます
皆さんいつも気にかけてくださりありがとうございます
藁を提供してくださる方や 名取のアニキをはじめ野菜を提供してくださる方、ありがとうございます
昨年市川三郷の中学生が学園祭で取り組んでくれた 福ちゃん島ちゃんの劇は素晴らしかった
ありがとうございます
福島県飯舘村の牛が暮らす里
山梨県南アルプス市 までい牧場
スタッフ一同 ありったけの愛をこめて感謝申し上げます
2020年3月で 10年目に入ります
そして来年は丑年!
何か一つの道が見えてくることを願いながら
みんな一緒の「3月12日」を目指します!
皆さんの健康と幸せ、心いっぱい祈ってます
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