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愛おしい3月

「希望の風」岩崎けんいちwith豊岡小学校2010

父さんも通ってた豊岡小学校
帰り道は故郷のやさしい風の中
母さんに手をひかれランドセルが揺れる
坂道を上れば希望の風が吹く

僕たちも先生も大好きな小学校
このままずっとあると思ってた
なくなってしまうなんて嘘みたい
校庭の桜までもう少しだったのに

どんな時も一緒さ勉強をする時も
ジャングルジムにのぼる時も

入学式夏休み遠足に運動会
美味しかった給食最後の卒業式
一輪車で転んだひざ小僧の傷
心を合わせて作り上げた歌声

僕たちも先生も大好きな小学校
このままずっとあると思ってた
なくなってしまうなんて嘘みたい
先生に励まされ出来た逆上がり

もうすぐ最後のチャイムが鳴るよ
目を閉じ見えた君の顔

一つ気になるのはツバメの巣
ツバメさんは何も知らず帰って来るんだね、、

父さんも通ってた豊岡小学校
僕たちは故郷の風になった

☆

僕の生まれ育った峡南地区の学校へ沢山行かせてもらいました
閉校になる学校も少なくありません
下部にはとうとう一校も学校がありません
子どもたちと沢山歌わせてもらいました
教師でも教育関係でもないシンガーソングライターの可能性が広がるチャンスをありがとうございました
ありがたい事に今でも僕に声をかけてくださる学校か県内に沢山あります
今年は我慢の時ではありますがまた僕の触ったり見たり聞いたりした経験を歌にのせてみんなのいる場所へ行けることを信じています、歌の力を信じています
会いたい、より募る年始めになりました
会いたいを生きる力にこれからも歌って行きます
また学校へ行ける日を楽しみにしています
会いに行きます！

☆

この希望の風という歌は僕の母校身延町豊岡小学校が閉校するときに生徒と一緒に作り閉校式で歌いました
2010年のことでした
このあたりから峡南地区の学校が閉校になることが多くなって来ました
僕の小学校、中学校は閉校してしまいましたが
歌を作ることでいつまでもそこにあるようです
学校はないけど、歌の中でずっとそこにあり続けています
歌はいいね

☆

卒業生の皆さん卒業おめでとうございます

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